6詳細設定 機能拡張ソフトウェアの管理、スケジュール設定を行う[機能拡張ソフトウェア]

機能拡張ソフトウェアページでは、機能拡張ソフトウェアの管理、動作スケジュール設定を行います。機能拡張ソフトウェアページでは、[ソフトウェア管理]タブ、[動作スケジュール]タブ、[管理ログ]タブで構成されます。
[お知らせ]

・機種に搭載されている機能によって設定できる項目は異なります。


・各機種に搭載されている機能についてはカタログスペックを参照してください。


・撮像モードが[16:9モード(60fpsモード)]/ [16:9モード(50fpsモード)]/ [4:3モード(60fpsモード)]/ [4:3モード(50fpsモード)]/ [4:3モード(15fpsモード)]/ [4:3モード(12.5fpsモード)]の場合には、機能拡張ソフトウェアは使用できません。また、インストール中の機能拡張ソフトウェアの動作スケジュールは削除されます。


・機能拡張ソフトウェアの種類によっては、拡張機能を働かせると、設定されているフレームレートにかかわらず、15fpsモード時は最大7.5fps、 12.5fpsモード時は最大6.25fps、30fpsモード時は最大15fps、25fpsモード時は最大12.5fpsに制限される場合があります。


・【New X Fixed】同時使用できる機能拡張ソフトウェアの組み合わせには制限があります。
機能拡張ソフトウェアの組み合わせについては、サポートウェブサイトに掲載されています。(管理番号:C0103)
日本でご使用の場合:
https://i-pro.com/products_and_solutions/ja/surveillance/learning-and-support/knowledge-base/technical-information
日本以外でご使用の場合:
https://i-pro.com/global/en/surveillance/training-support/support/technical-information


機能拡張ソフトウェアページの[ソフトウェア管理]タブをクリックします。詳細設定メニューの表示・操作のしかたは以下をお読みください。
5.1 表示のしかた
5.2 操作のしかた
PTZカメラ・コンパクトカメラ
新X固定カメラ
マルチセンサーカメラ
機能拡張ソフトウェアをインストールする
インストールする機能拡張ソフトウェアをPCに保存します。
[重要]

・カメラの[残ROM容量][残RAM容量]を確認してください。
機能拡張ソフトウェアのインストールに必要な容量が不足している場合は、インストール済みの別の機能拡張ソフトウェアをアンインストールしてください。
アンインストールについては[アンインストール]ボタンをお読みください。


[ファイルを選択]ボタンをクリックして[機能拡張ソフトウェア]を指定します。
[カメラ選択]で機能拡張ソフトウェアをインストールするカメラを選択します。Quadモード/Dualモードを選択している場合は[カメラ選択]の項目は表示されません。
[お知らせ]

・【MULTI】[カメラ選択]はマルチセンサーカメラのみ選択可能です。


[新しい拡張ソフトウェアをインストールする。]が選択されていることを確認し、[実行]ボタンをクリックします。[機能拡張ソフトウェア]のインストールが行われます。インストールが完了すると、[ソフトウェア管理]画面にインストールした機能拡張ソフトウェアの名称が追加されます。
[重要]

・保存先のディレクトリ名に、スペース、全角文字は使用しないでください。


・機能拡張ソフトウェアは、指定のファイル(extファイル)を使用してください。


・インストール中は、カメラの電源を切らないでください。


・インストール中は、インストールが終了するまで一切の操作を行わないでください。


・機能拡張ソフトウェアのインストールは、選択しているカメラにのみ実行されます。


・【MULTI】撮像モードをQuadモード/Dualモードに切り替える、あるいはQuadモード/Dualモードから別のモードに切り替えた場合、すべての機能拡張ソフトウェアがアンインストールされます。必要な場合は再度インストールしてください。


ソフトウェア管理画面について
機能拡張ソフトウェアがインストールされると、カメラ固有データや機能拡張ソフトウェアの登録状況などが表示されます。またこの画面で以下の操作が行えます。

・機能拡張ソフトウェアのアンインストール


・登録状況の詳細画面の表示


・機能拡張ソフトウェアの設定画面の表示


・機能拡張ソフトウェアのアップデート


[お知らせ]

• インストールできる機能拡張ソフトウェアの最大数についてはカタログスペックを参照してください。


・弊社が販売、提供する機能拡張ソフトウェアについては、弊社技術情報ウェブサイト<管理番号:C0103>を参照してください。


カメラ固有データ
[機器ID番号]
機能拡張ソフトウェアのライセンス解除キー番号を発行するために必要なIDです。本機固有の機器IDをもっています。
[残ROM容量]
カメラに残っている機能拡張ソフトウェア用のROM容量を表示します。インストールする機能拡張ソフトウェアが、ここに表示されているROM容量以上を必要とする場合は、インストールできません。
[残RAM容量]
カメラに残っている機能拡張ソフトウェア用のRAM容量を表示します。インストールする機能拡張ソフトウェアが、ここに表示されているRAM容量以上を必要とする場合は、インストールできません。
ROM容量とRAM容量はお使いの機種によって異なります。
機種名
ROM容量
RAM容量
マルチセンサーカメラ
150MB
200MB
PTZカメラ、コンパクトドームカメラ(X・Sシリーズ、解像度:2MP)
100MB
100MB
コンパクトドームカメラ(X・Sシリーズ、解像度:4MP)
100MB
50MB
新X固定カメラ
6GB
450MB
[SDKバージョン]
カメラに組み込まれているSDKのバージョン情報を表示します。インストールする機能拡張ソフトウェアがここに表示されているバージョン番号以上を必要とする場合、機能拡張ソフトウェアは正常に動作しないことがあります。
[ソフトウェアバージョン]
カメラのソフトウェアのバージョン情報を表示します。
[RAM容量拡張モード]
RAM容量拡張を行うかどうかを[On]/ [Off]で設定します。
[お知らせ]

・[RAM容量拡張モード]はRAM容量拡張機能が搭載されている機種のみ選択可能です。RAM容量拡張機能が搭載されている機種についてはFAQの「i-PROカメラへのソフトウェアインストール条件」を参照してください。


・[RAM容量拡張モード]を[On]に設定すると、本機能によるSDメモリーカードへの録画機能は使用できなくなります。


・[残RAM容量]にマイナスの値が表示されている場合は、機能拡張ソフトウェアをアンインストールするか、[RAM容量拡張モード]を[On]に設定してください。


・[設定]ボタンをクリックすると、本機を再起動します。再起動後、電源投入時と同様に約2分間操作できません。


・[RAM容量拡張モード]を[On]に設定する必要のある機能拡張ソフトウェアの情報は、当社サポートウェブサイトに記載されています。
日本でご使用の場合:
https://i-pro.com/products_and_solutions/ja/surveillance/partners/application-platform-list
日本以外でご使用の場合:
https://i-pro.com/global/en/surveillance/i-pro-application-platform/application-list


機能拡張ソフトウェア
[機能拡張ソフトウェア名称]
インストール済みの機能拡張ソフトウェアが一覧で表示されます。カメラ別にインストールしている場合は、[機能拡張ソフトウェア名称(カメラ番号)]のように表示されます。
[お知らせ]

・【MULTI】カメラ番号が表示されるのはマルチセンサーカメラのみです。


[アンインストール]ボタン
インストールした機能拡張ソフトウェアをアンインストールできます。
[バージョン]
機能拡張ソフトウェアをインストールしている場合、インストールしている機能拡張ソフトウェアのバージョン情報と機能拡張ソフトウェアに組み込まれているSDKのバージョン情報が表示されます。カメラに組み込まれているSDKのバージョン情報が、機能拡張ソフトウェアが必要とするバージョン番号未満の場合、機能拡張ソフトウェアは正常に動作しないことがあります。

[お知らせ]

・SDKのバージョン情報が組み込まれていない機能拡張ソフトウェアの場合は、SDKのバージョン情報は表示されません。


[登録状況]
機能拡張ソフトウェアのインストール状況を表示します。[運用可能]が表示されている場合、インストールしている機能拡張ソフトウェアが動作可能な状態であることを表しています。
[設定画面へ]ボタン
機能拡張ソフトウェアが、設定画面など独自の画面を持っている場合にその画面を表示させることができます。
新しい拡張ソフトウェアをインストールする
新しい機能拡張ソフトウェアをインストールする場合に選択します。インストールするカメラとインストールする機能拡張ソフトウェアを選択します。

[お知らせ]

・【MULTI】インストールするカメラはマルチセンサーカメラのみ選択可能です。


バージョンアップする
すでにインストールされている機能拡張ソフトウェアを選択します。[実行]ボタンをクリックすると、機能拡張ソフトウェアをバージョンアップできます。
AIプロセッサー解除ライセンス
本機のAIプロセッサーを使用した他社から発売されるアプリケーションソフトウェアをインストールして使用することができます。
プラットフォーム拡張モジュールによる機能拡張ソフトウェアの管理について
特定のサービスプロバイダー向けのサービスと組み合わせることで、クラウド等のサーバーで機能拡張ソフトウェアを管理することができます。
詳細は、サービスプロバイダーへお問い合わせください。
また、これらのサービス向けの機能拡張ソフトウェアを開発するには、ポータルサイト(https://dev-partner.i-pro.com/)を参照してください。閲覧にはアカウントが必要です。
[お知らせ]

・【New X Fixed-8M】クラウド等のサーバーから管理されている場合、設定されているフレームレートにかかわらず、30fpsモード時は最大15fps、25fpsモード時は最大12.5fpsに制限されます。


・【New X Fixed】クラウド等のサーバーから管理されている場合、カメラ本体にインストールされているすべての機能拡張ソフトウェアは動作を停止します。


機能拡張ソフトウェアページの[動作スケジュール]タブをクリックします。設定メニューの表示・操作のしかたは以下をお読みください。
5.1 表示のしかた
5.2 操作のしかた
新X固定カメラ
マルチセンサカメラ・PTZカメラ・コンパクトカメラ
動作スケジュールを設定する機能拡張ソフトウェアを選択します。
[動作する曜日]
曜日ごとに[タイムテーブル1][タイムテーブル2][Off]を選択します。
[月曜日の設定を全ての曜日に反映する]
チェックボックスを有効にして[設定]ボタンを押下すると月曜日の設定がすべての曜日に反映されます。
[タイムテーブル1][タイムテーブル2]
時間を指定するとき[▼]をクリックして時間を設定します。[00:00]~[00:00]の場合は24時間設定になります。[動作内容]で[On]/ [Off]を設定することができます。
スケジュールの設定のしかた
機能拡張ソフトウェアの一覧から、動作スケジュールを設定するソフトウェアを選択します。
[動作する曜日]で、スケジュールを設定する曜日とタイムテーブルを選択します。
[タイムテーブル1][タイムテーブル2]で、動作させる時間帯を指定します。
24時間動作させる場合は、[00:00]~[00:00]を指定します。
設定が終了したら、[設定]ボタンをクリックします。
機能拡張ソフトウェアに関する管理ログを表示します。設定メニューの表示・操作のしかたは以下をお読みください。
5.1 表示のしかた
5.2 操作のしかた
本機の内部メモリーに最大200 件まで管理ログを保存できます。
保存できる管理ログの最大数を超えた場合は、古いログから上書きされます。
管理ログは100 件ずつ表示され、カメラの電源を切っても保存されます。
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[No]
管理ログの通し番号が表示されます。

[発生日時]
ログの発生日時が表示されます。

[内容]
管理ログの内容が表示されます。
各管理ログの内容については、弊社技術情報ウェブサイト<管理番号 : C0317>を参照してください。