
~入居者様の安全確保/介護従事者の負担軽減効果、経済性を高く評価~
エッジ記録型クラウドカメラサービスi-PRO Remo. が「介護・生活支援ロボット認証」を取得し、3月14日に認定証を授与されました※1。
この認証制度は、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会が発足させた「介護・生活支援ロボット普及推進協議会」が2023(令和5)年度に開始したものです。介護・生活支援ロボットの普及啓発、ひいては介護従事者の身体的負担の軽減や業務の効率化等につなげることを目的としています。ガイドラインをもとにした一次審査、モニター実施施設でのユーザー視点を加えた二次審査を経て、認証審査会による最終判断で決定されます。
i-PRO Remo. は、多拠点の映像をスマートフォンやPCで一括管理することができ、侵入、混雑、転倒などの状況をAIで検知し※2通知することができるサービスです。また、スピーカーをつなげることで、音声の双方向でのやりとり※3も可能となります。これにより、常時見回りといった介護従事者の負担が軽減されると共に、万一の際には迅速に対応が可能となり入居者様の安全確保につながることが評価されました。また、撮影した映像をクラウドに上げずに現場に設置したエッジストレージ(録画機)に保存することで、月々のランニングコスト(通信料)が低く抑えられる点も評価を受けています。

<介護・生活支援ロボット認証における評価のポイント>
実際に介護施設様に一定期間ご利用いただいた上で審査を受け、以下の評価をいただきました。
・ 映像が鮮明で見やすく、操作が簡単
・ 端末を通じてご利用者様の状態を確認ができ、居室訪問回数の削減による業務効率化に貢献
・ 広範囲で映せるため、複数名のご利用者様を同時に見守ることが可能
・ モザイク機能(プライバシーガード)を備え、ご利用者様のプライバシーに配慮
i-PROでは今後も、様々な社会課題の解決に向けて、60年超にわたり培ってきたセンシング技術を磨き続けてまいります。
「介護・生活支援ロボット普及推進協議会」の概要はこちら:
https://carerobot.kanafuku.jp/aboutus/
「介護・生活支援ロボット認証」の概要はこちら:
https://carerobot.kanafuku.jp/ninsho/
※1:「i-PRO Remo. Service」として認証取得。
※2:AIプロセッサー搭載のネットワークカメラとAIアプリケーションのインストールが必要となります。
※3:マイク付きのカメラもしくは外付けマイクが必要となります。