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i-PRO、豊田市の「ジコゼロ大作戦」の実証実験に参画

スマートモビリティインフラ向けにAIカメラの提供と専用AIアプリケーションを開発し、車両や歩行者の検出・データ提供で協力

i-PRO株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 尾崎祥平、以下i-PRO)は、愛知県豊田市が2021(令和3)年度から継続的に取り組んでいる交通死亡事故ゼロの実現に向けた先進実証「ジコゼロ大作戦」に、2024年4月からAIネットワークカメラの提供やAIアプリケーションの開発などの役割で参画しています。


本年度の実証は、2024年4月から2025年3月まで、豊田市内の交差点5か所で行われています。各交差点にスマートモビリティインフラ(カメラやセンサー、通信機器等を搭載した多機能型インフラ)を設置し車両に搭載した通信機器と連携させることで、運転者や歩行者の意識や行動に与える影響についてデータ収集を行い、インフラの有効性や最適な活用方法等について検証するものです※1


i-PROは、この実証の協力企業である株式会社パナソニックシステムネットワークス開発研究所を通じ、全方位AIネットワークカメラ5台、ハウジング一体AIネットワークカメラ4台を提供するとともに、スマートモビリティインフラ用のAIアプリケーションを開発するなど、車両や歩行者などの検出・データ提供の面で協力しています。


4月からこれまでの約8カ月間で、交差点全体を俯瞰する全方位AIネットワークカメラ、ならびに、特定方向を注視するハウジング一体AIネットワークカメラそれぞれで捉えた車両や歩行者の映像を、新開発のAIアプリケーションで総合的にデータ提供・分析することで、車両や歩行者の移動軌跡や速度変化を把握できることが確認できています。


i-PROは、今後も様々な環境で更に精度良く車両や歩行者などの交通参加者の情報を捉えられるようシステム全体の完成度の向上を図り、豊田市の「ジコゼロ大作戦」および各地域社会の安心安全に寄与してまいります。

※1:「ジコゼロ大作戦」の直近の取組み内容は、豊田市のプレスリリースをご参照ください。