ヒヤリハット報告書を確認している様子

一人作業の現場や立ち入りが難しい危険エリアに、モバイルバッテリーで駆動させたi-PRO mini を設置し、モニタリングを行っています。事故発生前後の映像をMP4形式で簡単にダウンロードできるため、口頭報告に頼らず映像による確実な証拠を基に社員へのフィードバックが可能です。
これによって、現場の状況をより正確に把握できるようになり、迅速で的確な対応が実現しています。
また、この映像をヒヤリハット報告書にまとめ、全社で共有することで、安全対策をさらに強化しています。その結果、金属素形材事業では昨年から災害件数を50%削減することができました。

この成功例は2018年に下川辺工場で初めて導入され、その後、福山工場、東京工場、中須工場へと展開してきました。今後も導入工場を増やし、安全性と生産性のさらなる向上を目指していきます。
引き続きi-PROのサポートをお願いするとともに、効率的な運用方法や新たな活用アイデアの提案にも期待しています。また、人が入れない場所への設置を考えているため、i-PRO mini Wi-Fiモデルの耐久性向上と専用バッテリーのセット販売があると大変助かります。