
「TrAI」にAI人物属性識別機能や新ダッシュボードなどを追加し、利便性をさらに向上
3月1日より、エッジ記録型クラウドカメラサービス「i-PRO Remo. (アイプロリモ)」の利便性が更に向上します。
「i-PRO Remo. 」ユーザーが最新のAIアプリケーションを無料で使えるサービス「TrAI(トライ)」に、AI人物属性識別機能が追加されるほか、AI分析結果をPC上で可視化する専用ダッシュボードがより見やすくなります。
また、AIアプリケーションの導入プロセスを簡略化し、よりスムーズな利用が可能になりました。
■「AI人物属性識別アプリケーション」が使用可能
「TrAI」では、すでに「AI人数カウントアプリケーション」を無料で提供しています。設定したラインを超えた人数や、設定したエリア内の人数をカウントすることで、マーケティング施策立案や現場の業務改善に活用いただいています。
今回のバージョンアップで人物の年齢、性別、帽子やマスクの有無の情報を取得する「AI人物属性識別アプリケーション」もTrAIに追加されます。時間帯ごとの顧客の年齢や性別が分かりますので、顧客の属性に合わせた商品配置の検討や、広告の出し分け等に活用いただけます。
■「ヒートマップ」で動線を可視化
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今回のバージョンアップでは、人の通過や滞留の度合いを色で瞬時に識別できる「ヒートマップ」機能が使えるようになります。 混雑しやすい場所や立ち止まりやすい場所を一目で確認できますので、店舗レイアウトの検討や使われやすい施設の確認等に活用いただけます。 |
ヒートマップ

人物属性識別の例
■「TrAI」専用ダッシュボードを見やすく変更
「ヒートマップ」「人物属性識別」機能の追加にダッシュボードを対応させると共に、必要なダッシュボードを選択して表示できるカスタムレイアウト機能、複数カメラの情報を合計したり、異なるカメラの情報を並べたりして表示する機能を追加しました。
ダッシュボードのデザインもより見やすく変更しました。

人数カウントのダッシュボード

ダッシュボードのカスタムレイアウト
■AIアプリケーションの導入を簡略化
i-PRO Remo. ブラウザから導入したいAIアプリとアプリを使用するカメラを選択するだけで、インストールが行えます。
その他の変更点に関しては、こちらをご覧ください。
i-PRO Remo. は、現場(エッジ)で記録された映像やライブ映像を、クラウドを通じ遠隔で確認・操作できるサービスです。
最大1,000台までの多拠点の映像を本部のパソコンで一元管理したり、モバイル端末でタイムリーに確認したりできるので、拠点への移動コスト削減や即時対応支援などにつながります。
また、最新の業務改善系AIアプリケーションとダッシュボードが無料で使える、i-PRO Remo. 契約者用サービス「TrAI」を活用することで、様々な解析を通じたマーケティング戦略の立案なども行えます。