中小製造業のDXを推進する㈱テクノアの「工場の見える化システム」に i-PRO miniが採用 ~カメラ内AI処理能力、トータルコスト、設置の柔軟性を評価~
2023年6月5日
i-PRO(アイプロ)株式会社(東京都港区、代表取締役社長 尾崎 祥平、以下 i-PRO)のエッジAI小型ネットワークカメラ「i-PRO mini」が、株式会社テクノア(岐阜県岐阜市、代表取締役 山﨑 耕治、以下テクノア)が提供するAI画像認識を利用した工場の見える化システム「A-Eye(エーアイ)カメラ」のプラットフォームとして採用されました。
「i-PRO mini」に対応した「A-Eyeカメラ」は2023年6月19日よりテクノアから販売されます。
今回採用された背景には、「i-PRO mini」の高性能AIプロセッサーがAI処理をカメラ内で行うことで、システム構成が簡素化できることや、無線LAN搭載の小型ボディであることにより多様な生産現場でも配線不要で簡単設置できることから、初期投資を大幅に削減できるなどのメリットがありました。
i-PROは、映像活用ソリューションを提案する企業とパートナーシップを拡大していくことで、今後も映像を活用した様々な社会課題の解決に貢献してまいります。
■「A-Eyeカメラ」の概要
テクノアが提供する「A-Eyeカメラ」は、2020年3月に発売した、中小製造業様の製造現場にあるメーカーや年代の異なる機械や設備の稼働データを、一元的に収集できるIoTプラットフォームです。
「i-PRO mini」で撮影し、AI分析した監視対象物(設備・工作機械の積層信号灯の色や操作パネル画面上の読み取り情報、作業者がいる・いないなど)のデータを、「A-Eyeカメラ」がリアルタイムに集計・分析します。その分析結果を、全社員で共有することで「工場の見える化」を推進します。
『A-Eyeカメラ』のシステム概要
「A-Eyeカメラ」詳細は、 https://www.techs-s.com/product/a-eye-camera をご参照ください。
■「A-Eyeカメラ」で活かされた「i-PRO mini」の特長
パワフルなエッジAI処理能力
高性能なAIプロセッサーがカメラ内でAI処理を行うため、AIサーバー数の削減、ネットワークやシステムの負荷軽減につながります。
複数のAIアプリケーションをインストールできる優れた拡張性
最大3つのAIアプリケーションをカメラにインストールできますので、用途に応じた機能拡張が容易です。
設置場所を選ばない柔軟性
名刺よりも一回り小さい業界最小クラス(※1)のボディで、様々な現場に溶け込みます。
無線LANモデルも用意し、配線の制限がある場所でも容易に設置ができます。
電力供給は、有線LANモデルはPoEとUSB Type Cに、無線LANモデルはUSB Type Cに対応。
設置時・設置後メンテナンスの容易性
カメラの取り付けや設定を行う際は、映像の向きや設定をスマートフォンで確認できます。
設置時のカメラの傾きを記憶し、運用中に角度のズレが発生した場合は、LED点滅やメールで通知。
復旧は、LED点滅状況やスマートフォンの画面上に表示される傾き情報を見ながら簡単に行えます。
「i-PRO mini」の詳細は、 https://cwc.i-pro.com/pages/i-pro-mini-lp をご参照ください。
※1:2022年2月、i-PRO調べ。
■テクノアについて
株式会社テクノアは、1985年の設立以来、中小製造業様向けを中心に、医療機関様向け、カスタムECサイト様向けなどの各種パッケージソフトウェアを提供しています。また、業務用ソフトウェアの受託開発や、IT経営コンサルティングサービスなども行っています。
自社で開発、販売、運用支援、サポートまで一貫して行い、お客様のDX実現をサポートしています。
https://www.technoa.co.jp/