重要なお知らせ
2024年5月
ネットワークディスクレコーダー プログラム不具合 市場対応のお願い
i-PRO株式会社製ネットワークディスクレコーダーの製品におきまして、プログラム不具合により正しく録画できない事象が発生することが判明しました。
つきましては、下記の対応を実施させていただきたくお願いいたします。
ご心配とご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
1.対象製品
- 品名品番:ネットワークディスクレコーダー WJ-NX410K,WJ-NX510K,WJ-HXE410 計3機種
- 製造期間:2023年12月 ~ 2024年3月
- 製造番号:WLV*****、XAV*****、XBV*****、XCV***** (***** 5桁の数字)
2.発生事象
運用開始後、ハードディスクドライブ(以降HDD)に正しく録画が出来ない事象が発生することが分かりました。
各運用モードの事象は下記の通りです。
- シングルモード :HDD1から次のHDDへ録画が移行出来ず、HDD1のみで録画され想定より早く録画データが上書きされてしまう。
- ミラーリングモード:HDD1とHDD2の1組のHDDのみで録画がされ、次の組のHDDに録画が移行出来ず、最初の1組のみで録画が継続され想定より早く録画データが上書きされてしまう。
また、再起動後に録画ができない場合がある。
※RAID5モードまたはRAID6モードで使用されている場合は、本事象は発生しません
3.原因
ネットワークディスクレコーダーのHDDを制御する基板のプログラムに誤りがありました。
4.市場対応
お客様からのご要望に基づき、以下のいずれかの方法で対応いたします。
- 設置前:現品をi-PRO社に送付(着払い)いただき基板プログラムの修正後返却、または、オンサイト対応にてHDD制御基板のプログラムを修正
- 設置後:オンサイト対応にてHDD制御基板のプログラムを修正、または、基板の交換
※オンサイトでの是正作業には、1台あたり約1時間お時間をいただきます。
大変申し訳ございませんが、その間は録画を行うことができなくなります。
増設ユニットを接続している場合、1台あたり約30分の作業時間増となります。
※是正処置を行うにあたり、レコーダー格納のHDD全て、フォーマットを行う必要がございます。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。(RAID5/RAID6運用で是正実施する場合にはフォーマットは不要です。)
5.ご連絡先
対策事務局:i-PROカスタマーコンタクト
サポートポータル|アフターサポート【 WJ-NX410K/WJ-NX510K/WJ-HXE410 市場品質対応特別窓口 】
<製造番号確認方法>
- 製品の個装箱に記載されている製造番号(シリアル番号)の確認方法
- 運用中の製品のHDMIモニターの画面からの確認方法
HDMIモニターから、画面左下の「i(情報)」をクリックすると下記の画面を表示します。
- 製品の筐体での確認方法
後面パネルに記載されている製造番号(シリアル番号)を確認できます。
<対策実施済み製品の識別>
対象製造番号(シリアル番号) ※一部対策済みのものがあります。
製造番号 | 製造年月 | 対象範囲 |
---|---|---|
WLV***** | 2023年12月製造 | 対象 |
XAV***** | 2024年 1月製造 | 対象 |
XBV***** | 2024年 2月製造 | 一部対象(※) |
XCV***** | 2024年 3月製造 | 一部対象(※) |
※ 該当製造番号でも、個装箱に緑色のタックシールが貼付されているものは対策実施済みです。
対策実施品はシリアルラベル2箇所の右下にタックシール(φ8緑色)を貼付
※製品本体への識別表示は実施しない(シリアル番号で管理する)
※2024年4月生産以降の製品につきましては全数対策を実施しております。
そのため、上記の緑色タックシールの貼り付けは実施いたしません。