資源循環と汚染防止

基本的な考え方

i-PROは、持続可能な社会の実現を目指し、事業活動を通じて地球環境の保全に取り組んでいます。
環境関連法規を遵守するとともに、環境マネジメントシステムを継続的に改善し、環境保護および汚染の未然防止を重要な経営課題として位置づけています。
また、国連グローバル・コンパクトの10原則を支持し、国際的な枠組みに沿った環境活動を推進しています。

資源循環の取り組み

循環型社会の実現を目指し、事業活動において使用する資源の有効活用や、廃棄物の発生抑制および排出量削減に取り組んでいます。
サステナブル調達ガイドラインに基づき、環境に配慮した調達を推進するとともに、製品開発および製造においても、廃棄物や化学物質の排出削減を継続的に進めています。

サステナブル調達ガイドラインはこちら

汚染防止および化学物質管理

製品および生産活動で使用する化学物質については、法令および社内基準に基づき、適正かつ厳格に管理しています。
国内外の環境規制を遵守し、禁止物質や管理対象物質を明確化するとともに、「化学物質管理ランク指針」を策定し、サプライヤーと連携した管理体制を構築しています。
これらの取り組みを通じて、環境汚染の未然防止と、持続可能な資源循環の推進を図っています。

化学物質管理ランク指針(製品版)の概要・最新版はこちら

体制・システム

i-PROは、持続可能な社会の実現を目指し、経営トップ主導による全社的なサステナビリティ推進体制を構築しています。
取締役会の監督のもと、CEOを委員長とするサステナビリティ委員会が中心となり、資源循環、汚染防止の重要課題について方針策定・進捗確認・取締役会への報告を行っています。
また、各テーマに応じてサブコミッティを設置し、リスク・コンプライアンス委員会との連携を図りながら、グループ各部門および国内外拠点での取り組みを統括しています。

サステナビリティ推進体制はこちら

主要な取組み

包装材のプラスチック削減

当社では、環境保全のため、廃棄物削減とリサイクル促進を図る努力を続けています。
包装材の脱プラスチック・減プラスチックを推進し、特に紙の緩衝材への切り替えに積極的に取り組んでいます。梱包強度や保護性能を維持しながら、再生可能な素材を活用することで、エコフレンドリーな包装を実現しました。

強度を確保しながら、プラスチック使用量を大幅に削減

従来機種の主要な包装材であった発泡ポリエチレン(EPE)による緩衝材を全て紙材(段ボール)に切り替え、包装材におけるプラスチック使用量を、従来比*1で 約80%削減しました。

  • WV-S25/X25シリーズにて

オプション製品の包装用エアーキャップについては、クラフト紙(エンボス加工)への切り替えを推進

メディカルビジョンの発泡スチロール(EPS)使用モデルにおいても、段ボールへの切り替えを推進
(2025年12月現在 一部機種のみ対応)

高温多湿下での梱包緩衝性能を確保

段ボールは、高温多湿下の保管環境による劣化の影響を受けやすいため、設計と検証を繰り返しながら梱包構造を工夫することで、発泡ポリエチレン(EPE)と同等の緩衝性能確保を実現しました。

さらに、段ボール緩衝材の組み込み構造も工夫してシンプルにすることで、機器設置業者の梱包材の分解・撤収を容易にし、リサイクル性を高めています。

減プラスチック梱包材対応機種(2025年12月現在)* 一部機種のみ対応

今後の取り組み

包装材のプラスチック削減による環境保護へのさらなる貢献を目指し、より複雑な梱包構造を持つ機種への展開や、環境保護に配慮したリサイクル材・新素材の導入などにも挑戦しながら、対応機種を継続して増やしてまいります。

有害物質の排出削減

環境負荷の低減と安全・安心な製品の提供を目指し、製品ライフサイクル全体において化学物質の適正管理を徹底しています。
設計・開発から調達、製造、出荷に至るまで、RoHS指令、REACH規則、POPs条約、水俣条約など、国内外の環境関連法規を確実に遵守し、環境に配慮したものづくりを継続的に推進しています。
当社では、独自に定めた「化学物質管理ランク指針」に基づき、製品および部品に含まれる化学物質を厳密に管理し、禁止物質・管理物質を明確化し、サプライヤーとの連携を通じて非含有証明や含有情報の取得を徹底しています。
また、chemSHERPAなどの業界標準フォーマットを活用し、情報の透明性と信頼性を確保しています。

  • 設計・開発段階:禁止物質を排除した環境配慮型材料を積極採用
  • 調達段階:サプライチェーン全体で化学物質管理を強化
  • 製造段階:工程での化学物質使用を最小限化し、残留・移行を防止
  • 出荷段階:包装材・ラベルまで規制物質の混入を防止

これらの取り組みを通じて、i-PROは環境汚染の未然防止とともに、持続可能な社会の実現に貢献しています。

グリーンプロダクツ・グリーンファクトリーの推進

i-PROは、環境に配慮した製品の開発・製造に取り組むため、事業場および工場における活動時のCO2排出量、廃棄物量、化学物質排出量の継続的な低減に取り組んでいます。特に、化学物質については下記のような管理を行っています。

化学物質管理
■ 製品化学物質管理の取組み
i-PROでは、国内外の環境規制を確実に遵守し、お取引先様のご協力の下、環境負荷低減に配慮した材料の調達に取り組んでいます。
■ 工場化学物質管理の取組み
i-PROでは、国内外の環境規制を確実に遵守するとともに、人体の健康及び環境に有害な影響を及ぼす化学物質を特定し、適切に管理しています。安全性と環境負荷低減に配慮した生産活動を継続的に推進しています。
■ 化学物質管理ランク指針について
i-PROでは、製品と工場における禁止物質と管理物質を規定した「化学物質管理ランク指針」を発行し、必要に応じて購入先様にも対応を求めています。

「化学物質管理ランク指針(製品版)」は、i-PROが生産および販売する製品を構成する原材料、部品等に含有する化学物質(環境負荷物質)について、使用を禁止する物質、管理を必要とする物質を明確にし、当社内および購入先様に周知徹底し、製品の環境品質を向上させることを目的にしています。
なお、「化学物質管理ランク指針(製品版)」で定めている「禁止物質」および「管理物質」の対象化学物質は、業界で広く利用されている化学物質情報伝達スキームであるchemSHERPAの管理対象物質と整合しています。

chemSHERPA管理対象物質の詳細や解説については、chemSHERPA公式ホームページをご参照ください。
(※chemSHERPAは、i-PROが管理・運営するものではありません)