原点:社会の安心・安全に貢献し、最先端のエッジAI技術を通じてサステナビリティをリードする
2019年10月、i-PROは、パナソニックから画像センシング事業を担う会社として独立しました。
私たちは、高度な映像技術と解析技術を強みに、人々と社会の安心・安全を支えるプロフェッショナル向けのソリューションを提供しています。
テクノロジーを通じて、誰もが笑顔で安心して過ごせる社会の実現に貢献すること。
この考え方は、i-PROのパーパスとビジョンに沿ったものであり、現在のサステナビリティの取り組みの出発点となっています。
i-PROのサステナビリティは、より安全で持続可能な社会を創り出すことにあります。
最先端のエッジAIテクノロジーを活用した社会・環境課題の解決と、長期的な企業成長の両立を目指しています。
この考え方は、事業活動を通じて価値を創出し、ステークホルダーの皆さまと共に持続可能な社会を実現していくという、当社の基本姿勢に根付いています。
「約束」を“行動の基準”にする:行動規範の整備
サステナビリティを企業文化として根付かせるため、i-PROは全社員が拠り所とする「共通の約束」を明確にしました。
その中核となるのが「i-PRO行動規範」です。
行動規範では、社会の安心・安全への貢献、人権の尊重、多様性と包摂性(ダイバーシティ&インクルージョン)など、グローバルに事業を展開する企業としての行動の基準を明文化しています。
この行動規範は、「私たちのサステナビリティ」を社内外の共通言語として共有していくための基盤になっています。
国際社会との接続:UNGCへの参加と説明責任
i-PROは、サステナビリティを国際社会の枠組みと連動させています。
2023年6月には、国連グローバル・コンパクト(UNGC)に参加し、人権・労働・環境・腐敗防止に関する10原則への賛同を表明しました。
UNGC参加企業として、年次で進捗と継続的なコミットメントを報告する「コミュニケーション・オン・プログレス(CoP)」に基づき、2025年に進捗報告を提出し、その内容は国連のウェブサイトで公開されています。
これは、外部基準に照らして説明責任を果たし続けるという、i-PROの透明性に対する意思表明です。
人権・環境のグローバル方針制定
サステナビリティは、理念だけでなく、実行されてこそ意味を持ちます。
i-PROでは、重点領域を明確にし、責任と運用を伴う方針を体系化しています。
2024年には「i-PROグローバル人権方針」を策定し、国連指導原則などの国際基準に基づく人権尊重、デュー・ディリジェンス、救済、情報開示の考え方を明確にしました。
また、同年には「i-PROグローバル環境方針」も策定し、環境法令遵守に加え、CO2排出削減、資源利用、化学物質管理などの取り組みを定義しました。
これらの方針には、最高責任者や実行責任者、取締役会による監督責任も明記されています。
いずれの方針も、UNGC参加企業として10原則を支持することを明記し、国際的な枠組みとの整合性を確保しています。
テクノロジー企業としての責任:AI倫理の制度化
先端テクノロジーを扱う企業として、i-PROは技術の進化に伴う社会的責任にも向き合っています。
i-PROは、製品ラインアップ全体を対象に、AIを倫理的かつ責任を持って実装するカメラメーカーとして、 AIガバナンスにおけるリーディング企業となることを目指しています。そのため、2023年12月には「i-PRO AI倫理原則」を策定し、2024年10月には「i-PRO AI倫理委員会」を設置しました。そして、2025年5月には、ISO/IEC 42001(AIマネジメントシステムの国際規格)の認証を業界で初めて取得しました。
これは、安心・安全を支えるテクノロジー企業としての責任を、「ルール」と「体制」によって具体化した取り組みです。
経営の中核へ:サステナビリティ基本方針/規程とマテリアリティ
2025年、i-PROはサステナビリティを全社経営の中核に位置づけるための基盤を整えました。
「i-PROサステナビリティ基本方針」では、事業活動を通じた社会・環境課題の解決と長期的成長の両立を掲げ、UNGC10原則や企業行動規範との整合性を明確にしています。
また、人権・環境・コーポレート・ガバナンスを重要要件とし、マテリアリティの特定・見直しや、取り組み状況の適時・適切な開示を定めています。
あわせて「i-PROサステナビリティ基本規程」を制定し、サステナビリティ委員会の役割や取締役会の監督責任など、推進体制を明確化しました。
マテリアリティとKPIの考え方を整理し、安心・安全、人権、人的資本、環境、コンプライアンスとガバナンス、レジリエントなサプライチェーンといった、事業と直結する6つの重要課題を設定しました。
これからのi-PROのサステナビリティ
これら一連の取り組みを通じ、i-PROは、国際社会および地域社会から信頼されるグローバル企業として、持続可能な未来の実現に貢献していきます。