デモ画面

[デモ画面]のライブ画には下記が表示されます。
[デモ画面]で下記の表示を確認する場合、AI動体検知アプリケーションで検知エリア/ラインを設定してください。未設定の場合、下記は表示されません。
(1)
[検知オブジェクト]のアイコン
-
[スコア表示]スイッチをOnにすると、[検知オブジェクト]のアイコンが検知枠の左上に表示されます。
-
[オブジェクト名称の表示]スイッチをOnにすると、現場学習オブジェクトの名称がアイコンに表示されます。
(2)
検知枠
-
[検知オブジェクト]を検知すると検知枠が表示されます。検知枠は、青色、水色、赤色で色表示されます。
-
青色:検知したオブジェクトを表示します。
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水色:[現場学習機能]に[誤検知改善]を選択している検知オブジェクトを表示します。[検知抑制枠の表示]をOnにすると表示されます。
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赤色:アラームが発生したエリア内のオブジェクト、設定方向へラインを横切るオブジェクトを表示します。
(3)
[検知オブジェクト]の検知スコア
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[スコア表示]スイッチをOnにすると、検知スコアを検知枠内に表示します。検知スコアが閾値以下の場合に「**」が表示されることがあります。
(4)
検知枠の白点
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検知枠の足元位置を表示します。
(5)
検知エリア
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AI動体検知アプリケーションで設定された検知エリアを色表示します。
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エリア1:白色、エリア2:青色、エリア3:緑色、エリア4:赤色、エリア5:黄色、エリア6:水色、エリア7:紫色、エリア8:桃色
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実線:「有効」に設定されているエリア
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破線:「無効」に設定されているエリア
(6)
検知ライン
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AI動体検知アプリケーションで設定された検知ラインを色表示します。
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ライン1:白色、ライン2:青色、ライン3:緑色、ライン4:赤色、ライン5:黄色、ライン6:水色、ライン7:紫色、ライン8:桃色
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実線:「有効」に設定されているライン
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破線:「無効」に設定されているライン
(7)
方向ラベル
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[AI動体検知]([ラインクロス検知])、[カウント機能]でラインクロスカウントを行う方向のラベル([ラインクロス検知]:A、B 、[カウント機能]:In、Out)を表示します。
(8)
カウント数([カウント機能のみ])
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設定した方向へカウントされた対象オブジェクト数をライン毎に表示します。
[デモ画面]で下記を設定します。
(1)
[検知枠と設定済みのエリア/ライン表示]
-
[デモ画面]のライブ画の表示内容を選択します。
[AI動体検知(検知設定1)]、[AI動体検知(検知設定2)]、[カウント機能]から選択します。
-
AI動体検知アプリケーションをインストールしていない場合は表示されません。
(2)
[スコア表示]
-
スイッチをOnにすると、検知オブジェクトのアイコンと検知スコアを表示します。
(3)
[スコア計測]
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スイッチをOnにすると、検知スコアの最大値・最小値の計測を開始し、デモ画面上に計測結果(MAX/MIN)を表示します。Offにすると計測を停止します。
(4)
[人物判定閾値]
-
人物としての検知閾値を設定します。値が小さいほど人物として検知しやすくなりますが、誤った検知をしやすくなります。
1~99
初期設定:20
(5)
[車判定閾値]
-
車としての検知閾値を設定します。値が小さいほど車として検知しやすくなりますが、誤った検知をしやすくなります。
1~99
初期設定:70
(6)
[二輪車判定閾値]
-
二輪車としての検知閾値を設定します。値が小さいほど二輪車として検知しやすくなりますが、誤った検知をしやすくなります。
1~99
初期設定:55
(7)
[誤検知改善枠の表示]
-
スイッチをOnにすると、[現場学習機能]に[誤検知改善]を選択された検知オブジェクトの検知枠(水色枠)、検知スコア、[閾値設定]が表示されます。
(8)
[オブジェクト名称の表示]
-
スイッチをOnにすると、設定済みの[現場学習オブジェクト]の名称が検知枠に表示されます。
(9)
[現場学習オブジェクト]の[閾値設定]
-
オブジェクト1~5としての検知閾値を設定します。値が小さいほどオブジェクト1~5として検知しやすくなりますが、誤った検知をしやすくなります。
1~99
初期設定:50

・[デモ画面]を表示するには、Mozilla Firefox, Google™ Chrome™, Microsoft Edgeをお使いください。Internet Explorerには対応していません。


・[デモ画面]は1つのブラウザだけに表示可能です。複数のブラウザでの同時アクセスには対応していません。


・カメラの[データ暗号]を「On」に設定すると、[デモ画面]の画像は表示されません。


・他の機能拡張ソフトウェアと同時に使用すると、[デモ画面]の人物と検知枠の位置のずれが大きくなることがあります。
・[デモ画面]は、デモ用のため実際の運用で使用することは推奨していません。
ここでは現場学習機能に[誤検知改善]が選択されている検知オブジェクトの閾値設定について記載します。
誤検知改善では、①と②の検知結果が重なる検知枠を誤検知改善の対象とみなし、検知結果から排除します(下図の③)。デモ画面とシミュレーター画面では、③の検知結果を表示します。
下図は、椅子を人物と誤検知している場合に誤検知改善を行う際のイメージ図です。①は椅子が人物と誤検知されている状態の検知結果、②は本製品で[現場学習機能]に[誤検知改善]を選択し、椅子を学習した検知結果です。
検知オブジェクトの閾値設定は、②の検知結果に影響します。②の検知結果に採用されない検知枠は、誤検知改善の対象にならないため、[誤検知改善枠の表示]をOnにして、誤検知改善したい検知オブジェクトに誤検知改善枠(水色枠)が表示されるように閾値を調整してください。