基本設定

(1)
サブメニューの「AI現場学習の管理」を選択する
(2)
本製品の設定を行うカメラのチェックボックスにチェックを入れる
本製品の設定はカメラ1台ずつ行います。カメラのチェックボックスは1つだけチェックを入れてください。
(3)
[全工程をカメラ接続環境で実施する]を選択する
(4)
[表示]ボタンを押下する
-
[AI現場学習設定画面]が別画面で表示されます。
(5)
ガイダンスに従って、本製品の基本設定を行う
-
各項目にマークがあり、クリックすると手順が画面の左下に表示されます。
ガイダンスでは、学習モデル1の設定を行います。

まずは、使用する検知機能と検知したいオブジェクトを設定します。
[ここをチェックすると二つ以上のオブジェクトや機能を設定できます]にチェックを入れると、画面の表示が切り替わり、最大5つの検知オブジェクトについて設定できます。設定方法については以下を参照してください。
4.2 検知オブジェクトの設定
(1)
[現場学習機能]を選択する
[新規検知オブジェクトの追加]
-
新たに検知したいオブジェクトを追加できます。
-
オブジェクトの名称は、[名称設定]で設定できます。
[誤検知改善]
-
人物、車、二輪車への誤検知を改善します。
-
改善対象は、[人物]、[車]、[二輪車]から選択できます。
[検知漏れ改善]
-
人物、車、二輪車の検知漏れを改善します。
-
改善対象は、[人物]、[車]、[二輪車]から選択できます。
(2)
[名称設定]を設定する
 
 [現場学習機能]に[新規検知オブジェクトの追加]を選択した場合、検知オブジェクトの名称を設定します。 半角20文字以内で設定できます。
(3)
改善対象の検知オブジェクトを選択する
 
[現場学習機能]に[誤検知改善]または[検知漏れ改善]を選択した場合、 改善対象の検知オブジェクトを選択します。
学習に使用する画像を保存します。

保存方法には、設置済みのカメラから直接静止画を撮影する方法と、PC内のJPEG/PNGファイルを学習用画像としてカメラに保存する方法があります。

設置済みのカメラから直接静止画を撮影する場合、[カメラ映像を手動保存]、[カメラ映像を自動保存]から選択します。
[カメラ映像を手動保存]は、その都度手動で静止画を保存できます。
[カメラ映像を自動保存]は、[保存間隔]と[保存数]を指定すると、自動的に[保存間隔]時間ごとに1枚ずつ[保存数]分静止画が保存されます。

PC内のjpg/pngファイルを学習用画像としてカメラに保存する場合、[PC内の画像ファイルを保存]を選択します。
(1)
[学習用画像の保存]を選択する
-
[カメラ映像を手動保存]を選択します。
(2)
[撮影]ボタンを押す
-
1shot画(静止画)が撮影されます。
(1)
[学習用画像の保存]を選択する
-
[カメラ映像を自動保存]を選択します。
(2)
[保存間隔]を設定する
-
[10秒]、[20秒]、[30秒]、[40秒]、[50秒]、[1分]、[5分]、[10分]、[15分]、[30分]、[60分]、[非検知時]から選択します。
-
[非検知時]を選択すると、検知できなかった場合の画像のみを効率的に保存します。
(3)
[保存数]を選択する
-
[10]、[20]、...、[90]、[100]、[150]、[200]から選択します。
(4)
[開始]を押す
-
自動保存を停止する場合は、[停止]を押します。
-
自動保存実行中は、[停止]の横に進捗が表示されます。
(1)
[学習用画像の保存]を選択する
-
[PC内の画像ファイルを保存]を選択します。
(2)
[読込]を押す
-
ファイル追加画面が別画面で表示されます。
(3)
学習用画像として保存するファイルを選択して[開く]ボタンを押す
-
ファイルの保存が開始されます。
-
ファイルを保存中は、進捗が表示されます。

・学習用画像の形式は、.jpgと.pngに対応しています。


・学習用画像として保存できる画像の解像度は、幅・高さともに640pixel以上3840pixel以内です。


・学習用画像は、最大1000枚まで保存できます。ただし、学習用画像の解像度によっては1000枚まで保存できないケースがあります。


・学習用画像の保存領域の使用率は、[メンテナンス]画面で確認できます。


4.8 メンテナンス

・学習用画像は、カメラ非接続環境でも学習することができます。カメラ非接続環境での学習方法については、下記を参照してください。


7.2 カメラ接続環境での作業を中断し、続きをカメラ非接続環境で行う
ただし、学習用画像のアスペクト比は16:9にする必要があります。
学習用画像に対して、学習対象が映っている領域に枠を設定します。
(1)
[表示]を押す
-
[学習実行画面]が別画面で表示されます。
(2)
学習用の枠を設定したい画像のサムネイルをクリックする
-
[学習用の枠設定画面]が別画面で表示されます。
[検知枠を表示]にチェックを入れると、人物・車・二輪車および学習したオブジェクトの検知結果が灰色の枠で表示されます。人物・車・二輪車および学習したオブジェクトの検知結果は、それぞれの検知閾値以上の検知結果が表示されます。検知閾値については、下記を参照してください。
5 デモ画面
(3)
[モード]で[枠の追加]を選択して、画像上に学習用の枠を描画する
-
学習用の枠は、画像上でドラッグすることで、長方形で設定できます。
-
学習用の枠の内側で右クリックすると、[学習用の枠設定画面]にメニューが表示されます。メニューで[削除]を選択すると、右クリックした学習用の枠を削除できます。また、メニューで[(検知オブジェクトの名称)に変更]を選択すると、選択した検知オブジェクトの学習用の枠に変更できます。[モード]で[枠の編集]を選択している場合でも、同様の操作ができます。
(4)
[モード]で[枠の編集]を選択して、描画した学習枠を編集する
-
描画した学習用の枠をクリックすると、枠の大きさや位置を変更したり、×アイコンをクリックすることで削除することができます。
-
人物・車・二輪車および学習したオブジェクトの検知結果(灰色枠)のアイコンをクリックすると、選択中の検知オブジェクトの学習用の枠に設定されます。
-
人物・車・二輪車および学習したオブジェクトの検知結果(灰色枠)とアイコンは、[灰色枠の表示・非表示]のチェックボックスで表示・非表示を切り替えることができます。

・描画した学習用の枠のサイズが、最小サイズ未満または最大サイズを超過している場合、自動的に枠のサイズが調整されます。最小サイズと最大サイズについては、下記を参照してください。


1.3 カメラの設置条件

・人物・車・二輪車および学習したオブジェクトの検知結果は、[学習実行画面]の[検知枠を表示]にチェックを入れると表示されます。


・学習用の枠は、画像1枚あたり合計100個まで設定できます。


(5)
その他の画像にも学習用の枠を設定する場合、[次へ]を押す
-
別画像の設定画面に遷移されます。
(6)
全ての学習用画像の設定を完了したら、[閉じる]を押す
-
[学習用の枠設定画面]が閉じられて、[学習実行画面]に戻ります。
[学習用の枠を設定して学習を実行する]の工程は、途中で中断し、続きをカメラ非接続環境で行うことができます。下記の章をご参照ください。
7.2 カメラ接続環境での作業を中断し、続きをカメラ非接続環境で行う
(7)
学習に使用する学習用画像を選択する
-
図のように、対象画像のサムネイル左下のチェックボックスにチェックします。
-
学習には最低10枚以上の画像が必要です。また、最大200枚まで学習することができます。
-
学習用画像に含められる学習用の枠は、最大1000個までです。
学習用の枠を設定すると、画像のチェックボックスは自動的にチェックされます。
(8)
[学習開始]を押して、学習を実行する
-
学習が完了すると、確認画面が表示されます。
学習精度の確認を行います。
-
ライブ映像で確認する場合は、[デモ画面]の[表示]ボタンを押し、[デモ画面]を起動します。[デモ画面]の詳細については以下を参照してください。
5 デモ画面
-
撮影済みの画像で確認する場合は、[シミュレーター画面]の[表示]ボタンを押し、[シミュレーター画面]を起動します。[シミュレーター画面]については以下を参照してください。
シミュレーター画面