2023年7月11日
i-PRO(アイプロ)株式会社(東京都港区、代表取締役社長 尾崎 祥平、以下 i-PRO)は、このほど、AIを軸に企業のDX推進を支援するAMBL(アンブル)株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 毛利政弘、以下AMBL)が開発したAI画像解析モデル「AgenderCROSS」が、加賀電子株式会社(東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 門 良一、以下加賀電子)が取り扱う「i-PRO mini」に搭載され、販売されることとなりましたことをお知らせします。
i-PROのエッジAI小型ネットワークカメラ「i-PRO mini」は、2022年2月の発売以降、高いAI処理能力、名刺大の小さなサイズ、設置の柔軟性などが評価され、AI画像認識を利用した様々な分野のDX化に活用されています。今回の2社との協業により、その活用の場が更に拡大します。
AMBLの「AgenderCROSS」は、カメラで撮影した顔画像から入退場者数や来場者の属性を判定し、UIの提供・データ分析まで一貫して行い「見える化」して、課題発見や問題解決を支援するものです。
i-PROは、映像活用ソリューションを提案する企業とパートナーシップを拡大していくことで、今後も様々な社会課題の解決に貢献してまいります。
■AgenderCROSSについて
i-PRO miniに「AgenderCROSS」を搭載することで、ネットワークカメラの映像をリアルタイムで解析し、入退場者の数や属性を検知/通知することが可能になります。商業施設やアミューズメント施設などでは、お客様の行動分析や販促活動といったマーケティングにご活用いただけます。また、駅の改札やイベントスペースなど人が集まりやすい場所では、混雑予測や人数計測もリアルタイムで出来るため、スムーズな運営が可能になります。
マスク着用時の検知、同一人物の重複カウントの防止、30人以上の同時検知など、高い精度での人物カウントや属性の推定を可能としています。
AgenderCROSSの処理フロー
AgenderCROSSデモ画面
「AgenderCROSS」の詳細は、https://colors.ambl.co.jp/agendercross/ をご参照ください。
■i-PRO miniについて
「i-PRO mini」は、小型で空間に調和させやすいコンパクトなボディに当社ハイエンドモデルと同等性能のAIプロセッサーを搭載しており、最大3つのAIアプリケーションをインストールして、カメラ上でエッジAI処理が行えます。また、スマートフォンを利用した取り付け作業時の接続(※)やカメラの向きの調整、カメラの傾きがずれた時の通知と復旧をサポートする機能など、取り付けや設定時の使いやすさを徹底的に追求しています。存在感のあるこれまでのネットワークカメラでは難しかった様々なシーンで柔軟に活用いただけます。
※無線LANモデルで対応。
i-PRO mini 無線LANモデル WV-S7130WUX