その他

再生画像をコピーすると、MP4形式ファイルがコピー先にコピーされます。コピーしたデータは専用のビューワーソフトを使って再生、保存、印刷ができます。
また、汎用の再生ソフトウェアで再生できます。
メディアに画像をコピーすると、ビューワーソフトの実行ファイル(NX_Viewer.exe)もドライブの直下に保存されます。
メディアにコピーした画像を再生する場合、実行ファイルをダブルクリックしてビューワーソフトを起動します。ビューワーソフトの使いかたは以下をお読みください。
ビューワーソフトの使いかた
ビューワーソフトを起動するには、外部記憶装置内の実行ファイル(NX_Viewer.exe)をダブルクリックして起動します。
[重要]

●接続カメラ数を上回る台数のPCでビューワーソフトを使用する場合は、PCごとにライセンスが必要です。ライセンスについては、お買い上げの販売店(設置工事店)にお問い合わせください。また、以下の弊社サポートウェブサイト内の「ライセンスについて(プラグインソフトウェア)」も参照してください。
https://i-pro.com/products_and_solutions/ja/surveillance/learning-and-support


[メモ]

●初回起動時にはライセンス許諾画面が表示されます。ライセンス許諾に同意すると、ビューワーソフトが起動します。


全画面表示時の再生操作ウィンドウ

①再生日時表示部


②再生操作ボタン


③画像表示部


④サーチボックス


⑤リスト表示部


再生画像を選択する
STEP1
ボタンをクリックします。
→ファイルを開く画面が表示されます。
[メモ]

●外部記憶装置にコピーした実行ファイルを起動すると、自動的にファイルを開く画面が表示されます。


STEP2
画像データ(ファイル名.mp4)を選択し、[開く(O)]ボタンをクリックします。
→リスト表示部に選択したファイルの情報が表示されます。
 記録日時:画像データの開始日時と終了日時を表示します。
 記録CH:カメラ番号を表示します。
[メモ]

●キーボードの[Ctrl]キーや[Shift]キーを押しながら複数ファイルを選択し(最大100ファイル)、ドラッグ&ドロップすると一度にリスト表示できます。


●画像データのファイル名はコピー・ダウンロード時から変更しないでください。ファイル名を変更するとファイル情報が正しく表示されません。


●ファイルを開く画面を表示せずに画像データファイルをビューワーソフトへドラッグ&ドロップしても選択することができます。


●リスト表示部のヘッダー部をクリックすると、開始日時またはカメラ番号の昇順/降順にソートすることができます。


●リスト表示部に再生する画像データを追加するには、リスト上で右クリックし、表示されたメニューから[ファイルの追加]を選択してください。ファイルを開く画面が表示されるので、STEP2の操作を行ってください。画像データがリストに追加されます。


●リストにすでに100件の画像データが表示されている場合は、追加することはできません。画像データの件数はリストの上に表示されています。


ボタンをクリックすると、リスト表示されているすべてのデータの表示を消去します。リスト上で右クリックし、表示されたメニューから[ファイルリストクリア]を選択して消去することもできます。


●2038年以降の画像データは再生できません。


画像を再生する
再生操作ボタンを使って再生します。同じカメラの画像がリスト表示されていれば、再生時は次の画像が、逆再生時はひとつ前の画像が連続して再生されます。同じカメラの画像がなければ、再生を終了すると画像表示部が黒画になり一時停止状態になります。
[メモ]

●画像と音声の同期がずれる場合があります。


再生操作ボタンで以下の操作ができます。
 再生ボタ再生を開始します。
 逆再生ボタ逆再生を開始します。
 高速再生ボタン高速再生します。
 高速逆再生ボタン高速逆再生します。
 一時停止ボタ再生を一時停止します。
 コマ送りボタ画像を1コマ進めます。一時停止中のみ操作可能です
 逆コマ送りボタン画像を1コマ戻します。一時停止中のみ操作可能です。
 次のファイルボタンリストに表示されている次のファイルを再生します。
 前のファイルボタンリストに表示されている前のファイルを再生します。
再生位置はスライダーバーにより変更が可能です。スライダーバーを移動したあとは映像が一時停止状態となりますので、再生ボタンで再生を再開してください。

再生日時を変更する
日時を指定して再生する

 カレンダーから日付を選択し、時刻と記録チャンネルを指定して、[検索再生]ボタンをクリックするとその日時の画像を再生します。
絞り込まれた日付はカレンダー上に赤丸で表示されます。


リストから選択して再生する

 リスト内の行を選択すると、その日時、記録チャンネルの画像を再生します。
クリックすると先頭の画像で一時停止状態となり、ダブルクリックすると再生を開始します。


画像を見やすくする
画像を拡大して表示する

 画像上にカーソルをあわせてマウスホイールを操作するとデジタルズーム表示します。ズーム表示中に画像をクリックすると、クリックした位置を画面の中央に移動できます。


表示形式を変更する

 アスペクト比を維持したまま画面内に収まるように画像を表示します。
画面内に収まるように画像を伸縮して表示します。
画面の1画素を1ドットで表示します。
画面内をクリックすると、クリックした位置が中心になるように画像が移動します。


表示サイズを変更する

 ウインドウ画面を拡大表示します。
ウインドウ画面の拡大表示を元に戻ります。
画像を画面全体に最大化して表示します。
画面全体に最大化した画像は、[戻る]ボタンまたはEscキーで元の画面に戻ります。


高速再生を滑らかにする

 チェックボックスを有効にすると、滑らかに高速再生します。
PCの性能や処理状況によって、ある一定速度以上にならないことがあります。


全方位カメラ(弊社製およびパナソニック製、以下 全方位カメラ)の魚眼画像を再生する

 補正が可能な魚眼画像を選択すると、1画PTZ/4画PTZへの補正表示を実行できます。
1画PTZ/4画PTZで補正表示中に画像をクリックすると、クリックした位置を画面の中心に移動できます。
魚眼画像に戻します。
1画PTZへ補正します。
4画PTZへ補正します。
弊社製またはパナソニック製以外の魚眼画像は補正表示ができません。


音量を調整する
音声データがある場合は音声を調整するボタンが表示されます。
音量を調整します。クリックすると音量を3段階で切り換えることができます。 
音声再生/消音を切り換えます。
他のアプリケーションで音声を制御・調整している場合、ビューワーソフトでは音声の再生が正しく行われないことがあります。音声再生を正しく行うには、ビューワーソフトのみで音声を調整してください。
画像データの改ざんを検出する
改ざん検出用データを付ける設定になっているコピーデータの改ざん検出ができます。再生中のファイルが改ざんされているかを以下の手順で確認します。
STEP1
改ざん検出をするデータをリストで選択し、ボタンをクリックします。
→ファイル拡張画面が表示されます。

STEP2
[改ざんチェック]を選択し、[実行]ボタンをクリックします。
→改ざん検出を開始し、改ざん検出が終了すると結果を表示します。
静止画像を保存する
画像表示部に表示している画像を、PCにJPEGファイルとして保存できます。
:一時停止中の画像をJPEGファイルで名前をつけて保存します。
画像データを保存する(コピーする)
選択している画像データ(ファイル名.mp4)を、PCの任意のフォルダーにコピーできます。
STEP1
リスト上で右クリックし、表示されるメニューから[ファイル拡張機能]を選択します。
→ファイル拡張画面が表示されます。

STEP2
[ファイル出力]を選択し、[実行]ボタンをクリックします。
→[名前を付けて保存]画面が表示されます。

STEP3
ファイル名と保存先を確認し、[保存(S)]ボタンをクリックします。
→画像データの保存を開始し、保存が終了すると結果を表示します。
画像を印刷する
画像表示部に表示している画像をプリンターで印刷できます。
:一時停止中の画像を日時付きで印刷します。
修理を依頼される前に、この表で現象を確かめてください。

これらの対策をしても直らないときやわからないとき、この表以外の現象のときまたは工事に関係する内容のときは、お買い上げの販売店(設置工事店)にご相談ください。
現象
原因・対策
参照ページ
録画できない

●WEBサービスで各カメラのライセンスが紐付けられていますか?
WEBサービスのご自身のアカウントにログインし、設定を確認してください。


WEBサービスに関する設定を行う[WEBサービス]

●録画動作がONに設定されていますか?
設定を確認してください。


録画・イベントの高度な設定を行う[高度な設定]

●スケジュールは正しく設定されていますか?


 設定を確認してください。


スケジュール録画の詳細を設定する
再生できない

●画像が録画されていますか?


 HDD内に録画された画像があるか確認してください。


HDDの情報を確認する[全般]

●ログインしているユーザーは再生できるユーザーレベルに設定されていますか?


 ログインしているユーザーのユーザーレベル設定を確認してください。


ユーザー管理の基本設定を行う[基本]

●ログインしているユーザーはカメラ画像を表示できるユーザーレベルになっていますか?


 ログインしているユーザーのユーザーレベル設定を確認してください。


ユーザー管理の基本設定を行う[基本]
カメラの音声が出力しない
または音声にノイズがのる

●カメラの音声圧縮方式は本機に対応していますか?


 本機は「AAC-LC(64 kbps)」のみに対応しています。接続しているカメラの設定を確認してください。



●モニター>高度な設定の音声出力カメラが「表示カメラ」以外となっていませんか?


 設定を確認してください


モニターに関するその他の設定を行う[高度な設定]
カメラを制御できない

●設定メニュー[基本設定]の[カメラ]-[カメラ登録]で表示されているカメラ品番とIPアドレスが正しいか確認してください。


カメラを登録する[カメラ登録]

●設定メニュー[基本設定]の[カメラ]-[カメラ登録]でユーザー名、パスワードが入力してあることを確認してください。


[ユーザー名],[パスワード]
外部記憶装置を挿入しても「メディアが挿入されていません」と表示される

●外部記憶装置挿入後、メディアの認識に時間がかかることがあります。メッセージ画面を閉じて、しばらくしてからもう一度操作してください。



ウェブブラウザーからアクセスできない

●後面のネットワークポートに10BASE-T、100BASE-TXまたは1000BASE-Tケーブルが接続されていますか?


 接続されているか、確認してください。
取扱説明書基本編

●ウェブブラウザーからアクセス時に、後面のネットワークポートのアクセスLEDが点灯していますか?点灯していない場合は、LANに接続されていないか、接続先のネットワークが正常に動作していません。


 接続表示ランプが点灯していることを確認してください。点灯していない場合はシステムの管理者にご確認ください。


取扱説明書基本編

●有効なIPアドレスが設定されていますか?


 システムの管理者にご確認ください。


ネットワークの基本設定を行う[基本]

●ネットワーク環境にDHCPサーバーが接続されていますか?


 本機の接続モードの初期設定は「自動設定(DHCP)」になっています。DHCPサーバーから取得したIPアドレスでアクセスしてください。取得したIPアドレスは、[メンテナンス]-[システム情報]で確認できます。


ネットワークの基本設定を行う[基本]

●間違ったIPアドレスにアクセスしていませんか?


 次のようにPCのコマンドプロンプトからpingコマンドで接続を確認してください。


 > ping「本機のIPアドレス」を実行し、

 本機からReplyが返ってくれば、正常に動作しています。Replyが返ってこない場合は、IPアドレス、サブネットマスクの設定を確認してください。



●設定したIPアドレスが他の機器と重複していませんか?


 システムの管理者にご確認ください。


ネットワークの基本設定を行う[基本]

●設定したIPアドレスと設置先のネットワーク/サブネットマスクが矛盾していませんか?


 同一サブネット内に本機とクライアント(PC)が接続されている場合、本機とクライアント(PC)のIPアドレスは共通のサブネットに設定されていますか?また、ウェブブラウザーで「プロキシサーバーを使う」設定になっていませんか?同一サブネット内の本機にアクセスする場合は、本機のアドレスを「プロキシから外す」設定にすることをおすすめします。


ネットワークの基本設定を行う[基本]
ビューワーソフトで再生中に音声がとぎれる

●録画レートの高い画像を再生しているとき、音声がとぎれる場合があります。



複数のファイルをドラッグ&ドロップしてビューワーソフトを起動すると、エラーメッセージが表示される

●選択ファイルを減らすか、ビューワーソフトを起動してからファイルを選択してください。



外部記憶装置が認識されない

●USB3.0またはUSB2.0に対応した外付けHDDまたはUSBメモリーですか?


●exFAT、FAT32またはFAT(FAT16)形式でフォーマットされていますか?


 外部記憶装置の容量が32 GB以内ならFAT32、64 GB以上ならexFATでフォーマットされている必要があります。


●パスワード認証が付いていたり、複数パーティション構成になっていませんか?


●USB バスパワーで動作するハードディスク装置を使用していませんか?


 保護回路が働いて電源供給が停止しますので、必ず外部電源で動作するハードディスク装置を使用してください。


●USBケーブルを接続したまま本機を起動すると、まれに外部記憶装置を認識しない場合があります。本機が起動してからケーブルを接続してください。



ウェブブラウザーの設定メニューからカメラのウェブブラウザーを開くと、カメラのH.264またはH.265画像が表示されない

●本機のポートフォワーディング機能はHTTP通信のみ有効のため表示されません。画像を表示する場合は、直接カメラのアドレスにウェブブラウザーで接続してください。


ネットワークの基本設定を行う[基本]
カメラとの接続方法でHTTPSを選択した後、[セキュリティ]-[通信]設定画面の接続方法の障害情報に「SSL通信不可」が表示された。

●以下の手順を実施してください。


 ・[セキュリティ]-[通信]設定画面の[本機とカメラ間のセキュリティ]-[接続方法]項目の[設定>]ボタンをクリックします。


  ・当該カメラの接続方法がHTTPSに、ポート番号が443に設定されていることを確認してください。異なる場合は443に設定してください。


 ・ 設定を終了します。


●もし改善しない場合は、さらに以下の手順を実施してください。


 ・[セキュリティ]-[通信]設定画面の[本機とカメラ間のセキュリティ]-[接続方法]項目ボタンをクリックし、当該カメラの接続方法をHTTPに設定してください。


 ・[カメラ]-[カメラ登録]設定画面の[登録情報の変更]項目の[設定>]ボタンをクリックします。


 ・当該カメラのポート番号が80に設定されていることを確認してください。異なる場合は80に設定してください。


 ・設定を終了後、改めて設定画面を開きます。


 ・[セキュリティ]-[通信]設定画面の[本機とカメラ間のセキュリティ]-[接続方法]項目の[設定>]ボタンをクリックし、当該カメラの接続方法をHTTPSに再設定してください。



コピーパネルに表示されるデータ容量が実際にコピーされるデータ容量と異なる。

●コピーパネルに表示するデータ容量は目安のサイズです。音声データが録音されていると誤差が大きくなります。


コピーする
MP4形式でコピーしたファイルが汎用の再生ソフトウェアで再生できない。音声だけが再生される。

●汎用の再生ソフトウェアのコーデックが対応していない可能性があります。その場合は、本機のビューワーソフトウェアをご使用ください。


ビューワーソフトの使いかた
メインモニターの画面上に「温度異常」が表示される。

●本機の使用温度範囲は0℃~+45℃です。本機はHDDの内部温度情報を元に「温度異常」を表示します。「温度異常」が表示される場合は、HDD保護のために設置環境を見直し、周囲温度を+25℃程度とするようお勧めします。「温度異常」が頻繁に表示される場合は、販売店(設置工事店)にご相談ください。


取扱説明書設置編

●ファンが故障していないか確認してください。


エラー履歴について

●本機の通風孔、放熱ファンをふさいでいないか、また、通風孔にほこりがたまっていないか確認してください。


取扱説明書設置編
マウスカーソルが表示されない

●ケーブルは正しく接続されていますか?マウスによっては認識されない場合があります。本機付属のマウスをご使用ください。



音声通信エラーと通信エラーが発生し、カメラ画像が表示されず、録画もできない。

●カメラの音声配信モードが正しく設定されていない可能性があります。音声配信モード設定が受話もしくは双方向に設定されているか確認してください。カメラが接続されている状態で、本機の録音設定を一度Offに変更してから、再度On(AAC-LC)に戻すと正しく設定されます。


録画設定をカメラごとに設定する(録画詳細設定)
カメラのライブ画像がモニターに多画面分割で表示されず黒画になる

●対象のカメラで、AIプライバシーガード設定の「対象ストリーム」が「ストリーム(2)&ストリーム(4)」に設定されていると、カメラのH.264(2)やH.265(2)の解像度が、H.264(1)やH.265(1)と同じになるため、多画面分割の画面数によっては、ライブ画像が表示されなかったり、再生ができなかったりする場合があります。本機でAIプライバシーガード録画を使用しない場合は、対象カメラのAIプライバシーガード設定の「対象ストリーム」を「ストリーム(2)&ストリーム(4)」以外に設定してください。


登録情報を変更する[登録情報の変更]
AIプライバシーガード録画するカメラを選択する[AIプライバシーガード録画カメラ]
多画面で表示する
再生する
HDMIモニターに映像が表示されない

●HDMI出力の信号形式はご使用のモニターのスペックとあっていますか?


 HDMI出力の信号形式を固定する場合は、モニターが対応している信号形式を設定してください。


●本機とモニターの間にHDMI切替器を使用していませんか?


  HDMI切替器の仕様によっては、正しく動作しない場合があります。また、バスパワー駆動対応のHDMI切替器においても、安定した動作をさせるために、外部電源で動作する状態でご使用ください。


●HDMI規格に準拠しているケーブルを使用していますか?


  HDMI規格に準拠していないケーブルでは動作しない場合があります。また、画質の劣化防止や安定した動作のため、HDMIケーブルは5m以下のものをご使用ください。


[HDMI出力を以下の信号形式に固定する]
取扱説明書設置編
ウェブブラウザ―の設定メニューでカメラのサムネイル画像が壊れて表示される

●カメラの設定メニューで、JPEGのデータ暗号が「On」に設定されていないか確認してください。



カメラの設定が本機の設定とあっていない。モニターのライブ画像が正しく表示されない。カメラからアラームが通知されない

●[カメラ]-[高度な設定]の「本機の各機能でカメラの設定を自動的に変更しない」にチェックが入っていませんか。この設定にチェックが入っていると、 カメラの設定を行いません。それによって本機の各機能が正常に動作しない可能性があります。


高度な設定を行う[高度な設定]
HDMIモニターにカメラの映像が表示されなかったり、WEBサービスで再生できなかったりした状態が続いた後、しばらくすると復帰する

●本機の負荷が許容量を超えると、本機の録画動作を継続させるため、モニター表示の機能をリセットします。その間は一時的に操作することができません。 約2分でスタートモニター表示に戻ります。



MJPEG
カメラから連続的にJPEG画像を送信する動画方式です。カメラによってはJPEGと表現される場合があります。
SDメモリーバックアップ、SDメモリーデータ
SDメモリーバックアップとは、本機に設定されているスケジュールの時間内にカメラとの通信ができなくなった場合、カメラに搭載されているSDメモリーカードに画像を保存するカメラ側の機能です。SDメモリーデータとはその録画画像のことを言います。
イベント
本機が特別な動作(イベント動作)を行うきっかけとなる事象を表します。イベントには、端子アラーム、コマンドアラーム、カメラサイトアラームがあります。
イベント動作
イベント発生時に行う特別な動作を表します。アラーム動作はイベントの発生を画面表示、本機前面の状態表示ランプ、ブザーなどで外部に通知します。イベントの発生を通知する動作は行わず、録画とイベントログへの記録のみを行うこともできます。Off設定時は、イベントログへの記録のみを行います。
イベント録画
イベント発生時に自動的に録画を開始する機能です。イベント録画にはイベント発生前の画像を記録するプレ録画と、イベント発生後の画像を記録するイベント録画があります。
魚眼画像補正
弊社およびパナソニック製全方位カメラの魚眼画像を1画PTZや4画PTZに補正して表示する機能です。
緊急録画
本機に接続した外部スイッチを使用して、緊急事態が発生したときなどに優先的に録画/録音をする機能です。
再エンコード配信
録画画像をWEBサービスやアプリケーションで再生するときに、それぞれが対応している解像度やフレームレートに再エンコードして配信する機能です。
白黒切換/簡易白黒切換
白黒切換は、赤外フィルターを挿入して、光学的に白黒切換する機能で、簡易白黒切換はカメラの画像処理で白黒切換する機能です。
スケジュール録画
あらかじめ設定した時間帯に自動的に録画を開始・終了する機能です。
スマートコーディング(GOP制御)
画像内に動きの少ない場合に、画像のリフレッシュ間隔を長くして、配信のデータ量を低減させるカメラ側の制御方法です。
多画面表示
本機は、ライブ画像表示・再生画像表示のときに、複数のカメラの画像を同時に表示することができます。4台のカメラ画像を同時に表示することを4画面表示と呼びます。
動作検知サーチ
画像内の動きを自動的に検出する機能です。本機は、録画画像の動作検知を行い動きが検出された日時のみを検索する機能(動作検知サーチ)があります。
ビットレート(bit rate)
単位時間あたりに何ビットのデータが処理または送受信されるかを表します。単位としては一般的に「ビット毎秒(bps:bits per second)が使われます。画像データや音声データがどのくらいの圧縮をしているかを表したり、通信回線が1秒間にどのくらいのデータを送受信できるかを表したりするのに使います。
フレームレート(ips)
録画画像を再生した時の動きの滑らかさを決める単位です。1秒間の記録コマ数を表します。数字が大きいほど滑らかな動きになりますが、録画可能時間は短くなります。