サイバーセキュリティ
近年、サイバー攻撃の脅威は年々深刻さを増しており、ネットワークカメラをはじめとする産業用IoT機器は攻撃者にとって格好の標的となっています。このような状況を踏まえ、i-PROでは「強固な体制こそが、すべてのセキュリティ対策の土台である」という考えのもと、IoT機器を安全に運用いただくために尽力しています。
i-PROの商品は、業界標準手法およびセキュリティフレームワークに基づいて、設計・開発・検証を行っています。お客様の機器をサイバー攻撃から守るために、高い安全性を実現しています。
PSIRT
i-PROのPSIRT(Product Security Incident Response Team)は、商品に対する不正アクセスや侵入の防止、脆弱性への迅速な対応に取り組んでいます。
- PSIRTのモットー
「お客様の安全とセキュリティは最優先事項です。私たちは商品のセキュリティを積極的に改善しており、重大な脆弱性に迅速に対処しています。」この言葉をモットーとして常に進化する脅威に対応するため、セキュリティ対策を継続的に強化してまいります。
- ソフトウェアおよびファームウェアの更新
商品のライフサイクルを通じて、システムやサービスを継続的にアップグレードしています。アップデートファイルは商品のWEBページに公開しています。
i-PRO商品に搭載された主なセキュリティ機能

認証機能
セキュリティ機器への不正アクセスを防ぐ基本的な対策は、ユーザー名とパスワードを設定してアクセスを制限することです。さらに、i-PROカメラは、ダイジェスト認証、ホスト認証、IEEE 802.1Xなどの高度な認証方式を採用することで不正アクセスを防止します。
また、ログイン試行が一定回数失敗すると、アカウントを一時的にロックできるため、ブルートフォース攻撃にも対策を講じています。この機能によって、攻撃者が短時間で大量のパスワードを試すことを困難にし、不正ログインのリスクを大幅に低減できます。

セキュアな通信
i-PROカメラは、TLSなどのセキュアな通信のためのプロトコルに対応しています。
TLS通信は、i-PROカメラにあらかじめ搭載されている第三者機関発行の電子証明書(Global Sign※)を利用して暗号化通信を行い、通信データの盗聴やなりすましを防止します。
※GlobalSignはGMOグローバルサイン株式会社の登録商標

データ暗号化
データの暗号化は、ビデオや音声データを保護し、トラフィックを傍受されても悪用されないようにするための技術です。SDカードに保存されたビデオや音声も、デバイスが危険にさらされた場合に備えて暗号化することができます。

改ざん検知
録画されたビデオ・音声データが改ざんされていないかを検知します。i-PROのカメラにプリインストールされている証明書と改ざん検知ツールを使用してSDカードに保存されたビデオ・音声データの完全性を保ちます。
*これらの機能の一部は、対応していないカメラがあります。各機能に対応したカメラは、プロダクトセレクターにてご確認いただけます。
プロダクトセレクターGlobalSign®※の証明書のプリインストール
信頼性の高い第三者機関「GMO グローバルサイン株式会社」の電子証明書をプリインストールすることで、高度なセキュリティを実現しています。
※GlobalSignはGMOグローバルサイン株式会社の登録商標。

FIPS 140-2 レベル3認定 (*EdgeLock SE050F (NXP Semiconductors)®
FIPS 140-2 レベル3認定とは、暗号化モジュールの設計・実装において、物理的な改ざん防止性能やIDベース認証といった高度なセキュリティ要件を満たしていることの証明です。米国の政府機関や高いセキュリティが求められる分野で、信頼性の指標となります。
※連邦情報処理規格 (FIPS) は、アメリカ合衆国の政府機関が使用するコンピュータシステム向けに、国立標準技術研究所 (NIST) が定めた規格とガイドラインです。レベル3は、政府機関や法執行機関など、特に高いセキュリティが要求される環境に適しています。
i-PROカメラの多くは、FIPS 140-2 レベル3に準拠したセキュアエレメントを搭載しています。
セキュアエレメントにて暗号鍵を安全に管理することで、高いセキュリティレベルを確保しています。
セキュアブート
一部のカメラは、セキュアブートに対応しています。セキュアブート機能により、カメラの起動時に信頼されたソフトウェアのみが実行されることを保証し、システムの安全性を高めます。起動プロセス中にデジタル署名を確認し、未承認または改ざんされたソフトウェアの実行を防ぎます。
システムにおけるセキュリティ
i-PROは、システムを保護するためのソリューションを提供しています。暗号化されていないビデオや音声は、不正な第三者によって盗聴または改ざんされるリスクがあります。このような攻撃から保護するために、i-PROは、安全なプロトコルを使用してネットワークビデオレコーダー(NVR)およびビデオ管理システム(VMS)に転送されるビデオと音声を暗号化する機能を提供しています。
JC-STAR適合ラベル取得
i-PROはセキュリティ業界に先駆けてJC-STAR 「★1(レベル1)適合ラベル」を取得しました。安全と安心の見える化に取り組んでいます。JC-STARは、2025年4月に経済産業省が公表した方針に基づき開始された制度で、IoT機器のセキュリティ機能を評価・可視化します。★1~★4の適合基準を定め、適合ラベルを付与することで、調達者・消費者が商品のセキュリティレベルを簡単に判別できるようにしています。
出典:セキュリティラベリング制度(JC-STAR)についての詳細情報 | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
JC-STAR 適合ラベル取得商品については以下をご覧ください。
JC-STAR 適合ラベル取得商品
RBSSマーク取得
i-PROは、「RBSSマーク」の取得にも注力しています。RBSSマークは、公益社団法人日本防犯設備協会が優良な防犯機器として認定した機器に表示することができる安心マークです。認定を受けるためには、セキュリティに関するいくつかの重要な要件を満たす必要があります。具体的には、外部からの不正な侵入や操作を防ぎ、録画されたビデオや音声データが外部に漏洩しないための機能が求められます。
免責について
- 優良防犯機器認定商品は、犯罪抑止等を意図して製作された商品ですが、犯罪の防止・安全を完全に保証するものではございません。万一被害など発生致しましても、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。
- RBSS認定商品は、RBSS基準の共通機能に全て適合しています。適合する高度機能は、(公社)日本防犯設備協会ホームページでご確認いただけます。
https://www.ssaj.or.jp/